主に対症療法が中心
・ドライマウス
ドライマウスでは唾液の分泌量低下により保湿が出来なくなり、歯や「入れ歯」との摩擦、乾燥による「ひび割れ」が生じ舌痛症が現れます。保湿剤や専用のマウスピース(モイスチャートレー)を用いた治療が必要です。※ドライマウス・舌痛症
・虫歯や入れ歯 錆びた金属冠や虫歯で尖った歯が舌に触れているような時には、虫歯の治療、入れ歯の調整、合わなくなった金属冠の作り替えが必要です。
・歯ぎしり(歯軋り) 「歯ぎしり」「食いしばり」は自覚しにくいですが、歯軋りによって歯の形が変形して日中は問題なくても睡眠中に歯が舌に触れていることもあります。歯ぎしり、くいしばりは「歯ぎしり防止装置」を使用することで予防できます。
・体力の低下、ビタミン不足 ビタミンB1、ビタミンB12の欠乏症、鉄欠乏性貧血などや胃腸障害、糖尿病、全身疾患などの病気や全体的な身体の体力、代謝低下により、傷ついた組織の回復力が低下することもあります。十分な栄養と運動をして体力の回復に心がけましょう。
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